総裁にして君主 ガープ【Gäap】序列33番の君主 – ソロモン王が使役した72の悪魔

総裁にして君主 ガープ – 序列33番の君主 – ソロモン王が使役した72の悪魔

またはタプ（Tap）は、悪魔学における悪魔の一人で、地獄の66の軍団を率いる序列33番の大総裁にして強大な君主とされています。かつては能天使の所属であったとされています。

ガープは太陽が南方の星座の方角にある時に限り、四人の強大な王を従えて人間の姿で現れます。彼は人の意識を失わせたり無知な状態に陥らせる一方で、逆に哲学や教養学の知識を与えることもできます。

人同士の愛憎の感情をかき立てたり、彼の主であるアマイモンの支配下にある霊を浄化する方法を彼から教わることもできます。また、召喚者の希望で他の術者の支配下にある使い魔を奪い取ったり、過去・現在・未来についての出来事を正確に答え、また召喚者をある場所から別の場所へと瞬く間に移動させてくれる力も持つとされています。

コラン・ド・プランシーの『地獄の辞典』では、ガープは頭部に角と背にコウモリの翼を持ったデーモンの姿で描かれています。

出典・参考：Wikipedia

• 悪魔の名前一覧 – ソロモン72柱