- あまめはぎ|あまめはぎ
秋田県男鹿地方などに伝わる来訪神の一種。囲炉裏に当たって怠けていると足にできる火だこの「アマメ」を剥ぐと脅し、子どもや怠け者を戒める存在として語られる。 - いが坊|いがぼう
四国地方などに伝わる小さな妖怪。山や野に現れ、人を驚かせたり悪さをするといわれる。 - いそがし|いそがし
夜の寺院などに現れる妖怪。墓地や寺の敷地内で忙しそうに走り回る姿が目撃されると伝えられる。 - びろーん|びろーん
江戸時代の妖怪画資料に登場する奇妙な姿の妖怪。詳細な伝承は少なく、妖怪図鑑などで紹介される架空性の強い存在とされる。 - 蟒蛇|うわばみ
巨大な蛇の妖怪。山奥や川辺に住み、人や馬を丸呑みにするほどの大きさを持つと伝えられる。 - うわん|うわん
夜道で突然「うわん」と声だけを発する妖怪。姿は見えず、声だけが響く怪異として知られる。 - おさん狐|おさんぎつね
中国地方などの民間伝承に登場する狐の妖怪。人を化かす狐の一種として語られる。 - おしら様|おしらさま
東北地方で信仰される家の守り神。馬と娘の伝説に由来する神霊とされ、養蚕や農業の守護神として祀られる。 - おとら狐|おとらぎつね
狐の妖怪の一種。人を惑わす霊狐として伝承に登場する。 - おとろし|おとろし
神社の鳥居や門の上に現れる毛むくじゃらの妖怪。悪人が通ると落ちてきて襲うといわれる。 - おばりよん|おばりよん
新潟県などに伝わる妖怪。夜道で人の背中に飛び乗り重くのしかかるが、家まで運ぶと財宝を与えるともいわれる。 - バロウ狐|ばろうぎつね
狐の妖怪の一種とされる名称で、おばりよんの関連伝承として記録される場合がある。 - お歯黒べったり|おはぐろべったり
江戸の怪談に登場する妖怪。夜道で後ろから女性がついてくるが、振り向くと顔いっぱいの黒い歯だけが見えるとされる。 - かなつぶて|かなつぶて
姿は見えないが石を投げつけてくる怪異。山道や野原で突然石が飛んでくる現象として語られる。 - かまど神|かまどがみ
台所や竈を守る神霊。地域によっては妖怪的存在として語られることもある。 - からかさ小僧|からかさこぞう
古い傘が化けた付喪神の妖怪。一つ目で舌を出した姿で描かれることが多い。 - 傘化け|かさばけ
古い傘が妖怪化した付喪神。からかさ小僧と同一視されることが多い。 - がしゃどくろ|がしゃどくろ
戦場で死んだ人々の骨が集まって生まれる巨大な骸骨の妖怪。夜に人を襲うといわれる。 - がたがた橋|がたがたばし
橋を渡ると揺れたり怪音が響く怪異。妖怪譚として語られる地域伝承がある。 - けち火|けちび
夜の野原や墓地に現れる火の玉の怪異。人を惑わせるといわれる。 - ごひんさま|ごひんさま
山形県などに伝わる山の神。狐や山の霊として語られることもある。 - さがり|さがり
木の枝からぶら下がる髪の長い妖怪。夜道で人を驚かすといわれる。 - さるとらへび|さるとらへび
岐阜県高賀神社の伝説に登場する怪蛇。猿・虎・蛇の特徴を持つ怪物とされる。 - しょうけら|しょうけら
庚申の日に現れる虫の妖怪。人の体内に潜む三尸虫と関係するとされる。 - じゃんじゃん火|じゃんじゃんび
山口県などに伝わる火の玉の妖怪。音を立てながら飛び回るといわれる。 - すねこすり|すねこすり
夜道で人の足にすり寄る小動物のような妖怪。歩くのを邪魔する存在とされる。 - そうはちぼん|そうはちぼん
民間伝承に登場する怪異の一種。詳細な記録は少ないが妖怪名として伝えられる。 - たくろう火|たくろうび
山や野に現れる怪火の一種。人を惑わせる火の玉として語られる。 - たたりもっけ|たたりもっけ
岩手県の伝承に登場する妖怪。死んだ子どもの霊がフクロウとなって祟るとされる。 - ちいちい袴|ちいちいばかま
小さな子どものような姿の妖怪。夜道で奇妙な声を上げるといわれる。 - つらら女|つららおんな
冬に現れる氷の精のような女性の妖怪。氷柱のような姿で描かれることがある。 - 生剥|なまはげ
秋田県男鹿地方の来訪神。怠け者を戒める鬼のような姿で家々を巡る行事で知られる。 - ぬっぺふほふ|ぬっぺふほふ
肉の塊のような姿の妖怪。江戸時代の妖怪画に登場する。 - ぬらりひょん|ぬらりひょん
人の家に勝手に入り込み主人のように振る舞う妖怪。妖怪の総大将とも呼ばれる。 - ぬるぬる坊主|ぬるぬるぼうず
体がぬめりを帯びた僧の姿の妖怪。捕まえようとすると滑って逃げるとされる。 - のうま|のうま
各地の民俗に登場する怪異の名称。詳細は地域によって異なる。 - のた坊主|のたぼうず
巨大な坊主姿の妖怪。山中や森で目撃されるとされる。 - のっぺらぼう|のっぺらぼう
顔のない人間の姿の妖怪。振り向くと顔が平らで目鼻がない姿になる怪談で有名。 - はじかき|はじかき
人に小石などを投げつける怪異の一種として伝えられる。 - はらだし|はらだし
腹を出した姿の妖怪として伝承に登場する存在。 - ひきこさん|ひきこさん
現代の都市伝説に登場する怪異。人を引きずって連れ去るといわれる女性の幽霊。
- ふらり火|ふらりび
鳥山石燕の『画図百鬼夜行』などに描かれる怪火の妖怪です。火の中に鳥のような姿で表されることが多く、正体ははっきりしません。 - 早百合火|さゆりび
富山に伝わる怪火で、ふらり火の類話・別名として語られます。無実の罪で殺された早百合の怨念によって現れる火とされます。 - ぶかっこう|ぶかっこう
『百鬼夜行絵巻』などの妖怪絵巻に描かれる妖怪です。名称と図像は伝わっていますが、どのような性質の妖怪か詳しいことは不明です。 - あかんべい|あかんべい
べか太郎の別名として確認できる呼び名です。舌を出し、目の下を引っぱるようなしぐさの妖怪として絵巻に描かれています。 - べか太郎|べかたろう
江戸時代の『百鬼夜行絵巻』に見える妖怪です。両目の下まぶたを下げて舌を出した姿で描かれますが、正体や由来の詳細は不明です。 - べとべとさん|べとべとさん
夜道を歩く人の後ろから、ぺたぺたと足音だけでついて来るとされる妖怪です。姿は見えず、道を譲る言葉をかけると気配が消えると伝えられます。 - びしゃがつく|びしゃがつく
福井県に伝わる怪異で、べとべとさんと同類とされます。みぞれ混じりの夜道で、見えない何かが後ろを歩いて来るような音を立てるといわれます。 - ろくろ首|ろくろくび
日本でもっとも有名な妖怪の一つで、首が長く伸びるものと、頭だけが胴から離れて飛ぶものの二系統が語られます。 - わいら|わいら
『百怪図巻』や『画図百鬼夜行』に描かれる妖怪です。獣のような顔をした異形として描かれますが、具体的な伝承内容ははっきりしていません。 - アイヌカイセイ|あいぬかいせい
アイヌ民話に伝わる妖怪です。ぼろぼろの衣をまとって古い家や空き家に現れ、眠っている人の胸や首を圧迫して苦しめるといわれます。 - アカガンター|あかがんたー
沖縄に伝わる赤髪の童子のような妖怪です。古い家に現れ、寝ている人を押さえつけたり枕を返したりするとされ、キジムナーの仲間ともいわれます。 - アッコロカムイ|あっころかむい
アイヌ伝承に登場する巨大な海の怪物です。大ダコのような姿で語られることが多く、海の主として恐れられてきました。 - ヤウシケプ|やうしけぷ
アッコロカムイの別名として確認できる呼び名です。巨大な海の怪物を指す名称の一つとして扱われます。 - アツゥイカクラ|あつぅいかくら
アッコロカムイに関係する名として伝わる呼称です。アイヌの海の怪物伝承の中で見られる名称の一つです。 - アツゥイコロエカシ|あつぅいころえかし
室蘭近海の主とされる巨大な赤い化け物の名として伝わります。船を呑み込むほどの怪物とされ、アッコロカムイ系の伝承と結びついています。 - レブンエカシ|れぶんえかし
「沖の長老」を意味する名で語られる海の怪物です。巨大で、鯨を何頭も呑み込むといった怪異譚が残されています。 - アマビエ|あまびえ
海から現れて豊作や疫病に関する予言をし、自分の姿を描き写して人々に見せよと告げたとされる妖怪です。 - アマビコ|あまびこ
海や山などから現れ、豊凶や疫病流行を予言するとされる妖怪です。アマビエと近い系統の予言獣として扱われます。 - アヤカシ|あやかし
海上に現れる怪異や怪火、または海の妖怪を指す言葉として用いられます。地域や文脈によって意味の幅がある名称です。 - アラサラウス|あらさらうす
アイヌに伝わる妖怪です。海や水辺に関わる怪物として語られ、地方によって細部の伝承が異なります。 - イワサラウス|いわさらうす
アラサラウスの類話・別称として伝わる名です。アイヌ系の怪物伝承の中に見られます。 - アリエ|ありえ
明治期の新聞記事などで語られた妖怪です。海中から現れて吉凶や疫病にまつわる予言めいたことを告げたとされます。 - イクチ|いくち
海上に現れる非常に長大な海蛇・海竜のような妖怪です。船にまとわりついて油のような液を垂らし、船を沈めると恐れられました。 - イジコ|いじこ
青森県、とくに津軽地方に多く現れたとされる妖怪です。民間伝承の中で、不気味な姿や気配として語られています。 - 鼬|いたち
日本の伝承では、イタチはただの動物ではなく、怪火を起こしたり人を化かしたりする存在として妖怪視されてきました。 - 鼬の怪|いたちのかい
イタチにまつわる怪異を指す呼び名です。鳴き声が不吉の前触れとされたり、化けて人を惑わせると信じられたりしました。 - イッシャ|いっしゃ
徳之島に伝わる妖怪です。子どものような姿で、短い蓑と破れ傘を身につけ、トウモロコシの実に似た尻尾を持つとされます。 - イデモチ|いでもち
熊本県球磨地方に伝わる水の妖怪です。淵の主とされ、腹の吸盤で人を捕らえて命を奪うと語られています。 - イペタム|いぺたむ
アイヌ語で「人食い刀」を意味する、血に飢えた妖刀の伝承です。一度抜けば血を見ないと鞘に収まらないといわれます。 - イワエトゥンナイ|いわえとうんない
アイヌに伝わる妖怪・怪物の名です。日本語文献では「イワエツゥンナイ」と表記されることもあります。 - イワポソインカラ|いわぽそいんから
アイヌ伝承に見える妖怪の名です。北海道の妖怪群の一つとして記録されています。 - インネン|いんねん
長崎県五島地方に伝わる憑き物です。死霊や生霊、動物霊などが人につく現象や、その霊的存在自体を指します。 - オゴメ|おごめ
三宅島に伝わる妖怪です。木の上で赤子の産声のように泣き、「オゴメ笑い」と呼ばれる高笑いをするといわれます。 - オサキ|おさき
東日本に広く伝わる憑き狐の一種です。家筋に取り憑くものとして恐れられ、病気や異常を引き起こす存在とされました。 - オッケルイペ|おっけるいぺ
アイヌに伝わる妖怪で、名は「放屁する化け物」を意味します。奇妙な名前で知られる北海道の妖怪の一つです。 - オッパショ石|おっぱしょいし
妖怪・怪異に関わる石として伝わる存在です。日本の妖怪一覧にも名が見えますが、地域色の強い伝承名です。 - オボ|おぼ
群馬県や新潟県などに伝わる妖怪名です。同じ名でも地方によって内容が異なり、イタチのようなもの、あるいは産女系の怪異として語られることがあります。 - オボノヤス|おぼのやす
オンボノヤスの別名として確認できる呼び方です。福島県田村地方で語られる山中の正体不明の怪異を指します。 - オンボノヤス|おんぼのやす
福島県田村地方の山中に出るとされる正体不明の妖怪です。人に出会うと霧を吹きかけると伝えられています。 - カシマさん|かしまさん
日本の都市伝説として広まった現代妖怪です。足のない女などさまざまな姿で語られ、話を聞いた者のもとに現れるとされます。 - カシャンボ|かしゃんぼ
和歌山県などに伝わる妖怪で、河童の一種とされます。山童や河童と近い存在として扱われることがあります。 - ガラッパ|がらっぱ
南九州に伝わる河童の一種です。鹿児島県の川内川流域の伝承でよく知られ、地方色の強い河童名として有名です。 - キジムナー|きじむなー
沖縄諸島に伝わる樹木の精霊・妖怪です。ガジュマルなどの古木に住むとされ、漁が得意で、いたずら好きな存在として語られます。 - キジムン|きじむん
キジムナーの別名です。沖縄各地で呼び名にゆれがあり、この名でも広く知られています。 - キムナイヌ|きむないぬ
アイヌに伝わる妖怪で、「山にいる人」を意味する名です。山中に棲む異形の存在として語られます。 - ケサランパサラン|けさらんぱさらん
白い毛玉のような姿で語られる不思議な存在です。妖怪とも未確認生物ともされ、見つけると幸運になるという伝承があります。 - テンサラバサラ|てんさらばさら
ケサランパサランの別名として確認できる呼び名です。同じく白い毛玉状の不思議な存在を指します。
- ケンムン|けんむん
奄美群島に伝わる妖怪で、河童や沖縄のキジムナーに通じる性質を持つとされます。水辺にも山にも現れる存在として語られ、相撲好き、木の精・水の精の両面を持つ怪異として知られています。 - ゲドウ|げどう
島根県・広島県など中国地方を中心に伝わる憑き物です。ゲドとも呼ばれ、イタチやモグラのような小動物、あるいは蛇霊のようなものとされる地域もあり、人や家筋に取り憑いて災いをもたらすと考えられてきました。 - ゲドガキのバケモン|げどがきのばけもん
長崎県福江島に伝わる妖怪です。ゲドガキという土地に棲む化け物とされ、土地の伝説では若者を襲って食べた恐ろしい怪異として語られています。 - コサメ小女郎|こさめこじょろう
和歌山県田辺市龍神村に伝わる妖怪です。淵に住む古い魚のコサメが美女に化けたものとされ、人を誘惑して水中へ引き込み、命を奪う怪異として伝えられています。 - コシンプ|こしんぷ
樺太や北海道のアイヌ民話に伝わる精霊です。動物が人間の異性に懸想して憑く怪異を指し、海の動物に由来するものはルルコシンプとも呼ばれます。人に取り憑いて災いをもたらす一方、伝承によっては善い導き手となる場合もあります。 - コロポックル|ころぽっくる
アイヌ伝承に登場する小人です。名は「蕗の下の人」と解され、北海道や樺太など広い地域で語られてきました。日本の妖怪というより、アイヌ文化圏の伝承上の小人として扱うのが正確です。 - ダイダラボッチ|だいだらぼっち
日本各地に伝わる巨人です。山や湖沼を作ったとされる伝承が多く、地形の成り立ちを説明する巨大な存在として語られてきました。名称には多くの異形があります。 - テケテケ|てけてけ
下半身を失った姿で語られる亡霊・妖怪、またはそれにまつわる都市伝説の呼び名です。両腕で移動する際の音からその名が付いたとされ、学校怪談や現代怪談の代表例の一つです。 - トイレの花子さん|といれのはなこさん
学校のトイレに現れるとされる、日本を代表する学校の怪談です。特定の個室をノックして呼びかけると返事がある、という型が有名で、1980年代以降に全国的な都市伝説として広まりました。 - トウビョウ|とうびょう
中国・四国地方に伝わる蛇の憑き物です。小さな蛇の姿で語られることが多く、家に富をもたらす一方、恨む相手に病や痛みを与えるともされます。土瓶神、道通様などの名で祀られる地域もあります。 - トシドン|としどん
鹿児島県下甑島で名高い来訪神・年神です。大晦日に家々を回って子どもを戒め、良いところを褒め、歳餅を与える存在として伝えられています。秋田のナマハゲに似た性格を持つ年越しの神として有名です。 - トンカラトン|とんからとん
包帯を巻き、日本刀を持って自転車で現れるとされる都市伝説系の妖怪です。「トンカラトンと言え」と迫る怪異として語られ、学校怪談・現代怪談の文脈で広まった存在です。 - 猫神|ねこがみ
猫に由来する憑き物・怪異です。地方によっては家に使役される猫の憑き物とされ、大分では犬神より危険と考えられたという伝承もあります。

- パウチカムイ|ぱうちかむい
アイヌ民話に伝わる、淫欲を司るカムイです。人間界に現れて人を誘惑し、性格を乱したり奇行に走らせたりするとされます。地域によっては別の性格を持つ魔物として語られることもあります。 - ヒダル神|ひだるがみ
旅人に突然の強い空腹や脱力をもたらす憑き物です。西日本各地に伝わり、山道や峠、行き倒れのあった場所で出るとされます。ダラシ、ダリなどはその地方名です。
- ヒバカリ|ひばかり
赤い小蛇として語られる伝承上の存在で、噛まれると「朝に噛まれれば晩に、晩に噛まれれば朝に死ぬ」と恐れられたという言い伝えがあります。 - ブナガヤ|ぶながや
沖縄県に伝わる妖怪で、川や水辺に住む小さな精霊のような存在とされます。青い火を出して人を驚かせるという伝承があります。 - ペンタチコロオヤシ|ぺんたちころおやし
樺太アイヌに伝わる怪異で、夜に松明のような火を持って現れるとされます。ワタリガラスの姿をした存在だとする説もあります。 - ホヤウカムイ|ほやうかむい
アイヌの伝承に登場する蛇の姿をした神または怪物で、非常に強い力を持つ存在とされています。 - マジムン|まじむん
沖縄や奄美地方で語られる妖怪や悪霊の総称で、人に災いをもたらす霊的存在を広く指します。 - ミサキ|みさき
動物霊や死者の霊などを指す古い呼称で、神の先触れや不吉な霊的存在として各地に伝承があります。 - メドチ|めどち
青森県に伝わる河童の一種で、水辺に近づく子どもへの戒めとして語られることが多い妖怪です。 - モンジャ|もんじゃ
青森県津軽地方に伝わる怪異で、海で亡くなった人の魂が火となって現れるとされる伝承があります。 - ヤマンボ|やまんぼ
奄美大島に伝わる山の妖怪で、小さな子どものような姿をして山の中で人を驚かせるといわれています。 - ヤロカ水|やろかみず
江戸時代の伝承に見られる怪異で、「ヤロカ水」と叫ぶ声とともに大水が来るといわれた怪現象です。 - ヤンボシ|やんぼし
鹿児島県や宮崎県に伝わる妖怪で、夜の山道に大きな影のように現れるといわれています。 - ワロドン|わろどん
鹿児島県に伝わる妖怪で、山に住む河童や山童のような存在とされています。 - 一つ目入道|ひとつめにゅうどう
額に一つだけ目を持つ入道姿の妖怪で、夜道などに現れて人を驚かせるといわれています。 - 一つ目小僧|ひとつめこぞう
坊主頭の子どもの姿で額に一つの目がある妖怪です。人を驚かせるだけで大きな害はないとされます。 - 一反木綿|いったんもめん
鹿児島県に伝わる妖怪で、白い木綿の布のような姿で空を飛び、人の顔に巻きつくといわれます。 - 一声呼び|ひとこえよび
山の妖怪は人を一声で呼ぶとされる伝承で、山では人を呼ぶ際に二度呼ぶ習慣が生まれたといわれています。 - 一本だたら|いっぽんだたら
熊野地方などに伝わる妖怪で、一つ目で一本足の姿をした山の怪物とされています。 - 一目入道|いちもくにゅうどう
一つの大きな目を持つ入道姿の妖怪で、水辺や夜道などに現れるといわれています。 - 七人ミサキ|しちにんみさき
四国地方に伝わる亡霊の集団で、七人一組で現れ、出会った人に災いをもたらすと恐れられてきました。 - 七人同行|しちにんどうぎょう
七人の亡霊が列をなして歩くとされる怪異で、出会うと不吉な出来事が起こるといわれています。 - 七尋女房|ななひろにょうぼう
非常に背の高い女性の姿をした妖怪で、首や体が七尋もの長さになると伝えられています。 - 七歩蛇|しちほだ
噛まれると七歩歩く間に死ぬとされる恐ろしい蛇の妖怪として古い怪談に登場します。 - 三つ目入道|みつめにゅうどう
三つの目を持つ入道姿の妖怪で、怪談や伝承の中で人前に現れる存在とされています。 - 三つ目小僧|みつめこぞう
顔に三つの目を持つ子どもの姿の妖怪です。 - 三吉鬼|さんきちおに
秋田県の伝承に見られる鬼で、地域の怪談に登場する存在です。 - 三味長老|しゃみちょうろう
古い三味線が長い年月を経て妖怪化したものとされる付喪神の一種です。 - 三目八面|さんめやづら
三つの目と八つの顔を持つとされる異形の妖怪です。 - 不知火|しらぬい
九州の海に現れる怪火の現象で、夜の海上に多数の火が浮かぶように見えるといわれます。 - 不落不落|ぶらぶら
提灯が妖怪化した存在とされる付喪神の一種です。 - 両面宿儺|りょうめんすくな
古代日本の伝承に登場する異形の人物で、二つの顔と四本の腕を持つ存在と語られます。 - 乗越入道|のりこしにゅうどう
遠くに小さく見える影が近づくにつれて巨大な入道の姿になるという妖怪です。 - 乳の親|ちーのうや
沖縄の伝承に登場する女の妖怪で、墓に葬られた子どもに乳を与える存在とされています。 - 乳鉢坊|にゅうばちぼう
頭に乳鉢のような器をかぶった姿で描かれる器物妖怪です。 - 亀姫|かめひめ
福島県猪苗代に伝わる妖怪で、城に現れたという怪異として語られています。 - 二口女|ふたくちおんな
後頭部にもう一つの口を持つ女性の妖怪で、その口から食べ物を食べるといわれています。 - 二恨坊の火|にこんぼうのひ
大阪府周辺に伝わる怪火で、火の中に顔のようなものが見えるといわれています。 - 五体面|ごたいめん
頭に手足が付いたような姿で描かれる妖怪で、百鬼夜行の絵巻にも登場します。
- 五体面|ごたいめん
『百鬼夜行絵巻』などに描かれる妖怪で、人の頭に手足が付いたような姿をしている。絵巻では名称と図のみが伝わり、詳しい正体や性質は不明とされる。 - 五徳猫|ごとくねこ
鳥山石燕『百器徒然袋』に描かれた妖怪で、二股の猫が五徳を頭にのせ、火吹き竹を持って囲炉裏で火を起こす姿で表される。器物の五徳と語呂を掛けた妖怪と考えられている。 - 人形神|ひんながみ
富山県砺波地方に伝わる憑き物。墓地の土や石で作った小さな人形に霊をこめて祀ると、財をもたらすが、祀った者に取り憑き続けると恐れられた。 - 人面樹|にんめんじゅ
中国の伝説に由来する怪木で、日本では鳥山石燕の妖怪画に描かれた。人の顔のような花が咲き、笑い声を上げるとされる。 - 人面犬|じんめんけん
人の顔を持つ犬として語られる都市伝説。1980年代末に日本各地で噂が広まり、高速道路を走る、人の言葉を話すなどの特徴が語られた。 - 人面瘡|じんめんそう
人の顔のような形をした腫れ物ができ、話したり食べたりするとされる怪異。中国の古典や日本の怪談に記録が残る。 - 人面魚|じんめんぎょ
人の顔のような模様を持つ魚のこと。1990年に山形県の寺の池にいた錦鯉が「人面魚」として報道され話題になった。 - 人魂|ひとだま
夜間に空中を漂う火の玉のような怪異で、死者の魂が体から離れて現れるものと考えられてきた。 - 人魚|にんぎょ
人と魚が合わさった姿の伝説上の生物。日本では人の顔を持つ魚のような姿で描かれることもあり、肉を食べると長寿になるという伝承がある。 - アイヌソッキ|あいぬそっき
北海道の伝承に登場する人魚に似た生き物。肉を食べると長寿になるという話が残る。 - 髪魚|はつぎょ
江戸時代の怪異書に記される怪魚。人に似た顔を持つ魚として描写され、人魚の一種とされることもある。 - 付喪神|つくもがみ
長い年月を経た道具に霊が宿って妖怪になるとする日本の伝承。百年を経た器物が変化するといわれる。 - 以津真天|いつまで
大きな怪鳥として描かれる妖怪で、夜空を飛びながら「いつまで、いつまで」と鳴くとされる。 - 件|くだん
人の顔と牛の体を持つとされる予言獣。現れると未来を予言し、姿を描いた絵を見ると災厄を避けられるとされた。 - クダベ|くだべ
立山に現れるとされた予言獣で、人面牛身の姿とされる。疫病の流行などを予言する怪異として伝えられる。 - 伊草の袈裟坊|いぐさのけさぼう
埼玉県川島町に伝わる河童の一種。川辺で人を驚かせる妖怪として語られている。 - 伸上り|のびあがり
人が近づくと背丈がどんどん伸びて巨大になる妖怪。伸上り入道とも呼ばれる。 - 倉ぼっこ|くらぼっこ
岩手県遠野地方に伝わる妖怪で、蔵に住んで家を守る守り神のような存在とされる。 - 倉坊主|くらぼうず
江戸時代の怪談に登場する妖怪で、倉の中に現れる坊主姿の怪異として語られる。 - 元興寺|がごぜ
奈良の元興寺に現れたとされる妖怪。寺に棲む鬼のような怪物として伝承に残る。 - 入内雀|にゅうないすずめ
平安時代の伝説に登場する怪鳥。歌人藤原実方の怨霊が雀になったという説がある。 - 入道坊主|にゅうどうぼうず
夜道で人の前に現れ、見上げるほど巨大になる妖怪。タヌキやムジナの化けたものともいわれる。 - 八咫烏|やたがらす
日本神話に登場する三本足の烏。神武天皇を熊野から大和へ導いた導きの神として知られる。 - 六条御息所|ろくじょうのみやすんどころ
『源氏物語』に登場する女性で、強い嫉妬の念から生霊となり人を苦しめたとされる。 - 前鬼・後鬼|ぜんき・ごき
修験道の祖・役小角に従ったとされる夫婦の鬼。役小角の使いとして働いたと伝えられる。 - 化け火|ばけび
夜に現れる火の玉のような妖怪。滋賀県など各地で伝承が残る。 - 化け狸|ばけだぬき
日本各地に伝わる狸の妖怪。人に化けたり人をだましたりする能力を持つとされる。

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