2. 雨の強さや降り方を英語でどう表現する?|ネイティブが使う自然な表現一覧
ただ「It’s raining.」と言うだけでは、雨の様子が正確には伝わりません。英語では、「It’s pouring.(土砂降り)」「It’s drizzling.(小雨が降っている)」など、降り方に応じた表現が豊富にあります。
- pour(ポア)
バケツをひっくり返したように激しく雨が降る状態。日常会話で「It’s pouring.」とよく使われる。 - drizzle(ドリズル)
小雨が静かに降る様子を表す動詞。例:「It’s drizzling outside.」 - spit(スピット)
ほんの少し雨がぱらついている時に使うカジュアルな表現。軽い「パラパラ雨」にぴったり。 - sprinkle(スプリンクル)
少量の雨が静かに降る様子。動詞として「It’s sprinkling.」のように使われる。 - lash(ラッシュ)
風雨が強く「たたきつけるように降る」様子。嵐のような天気に使われる。 - bucket down(バケット・ダウン)
イギリス英語で「激しく降る」を意味する口語表現。「It’s bucketing down!」と使う。 - rain hard(レイン・ハード)
直訳で「雨が強く降る」。文法的にはシンプルだが、自然で頻出の表現。 - come down(カム・ダウン)
雨や雪が「降ってくる」というニュアンス。例:「It’s really coming down now.」 - teem down(ティーム・ダウン)
非常に激しく雨が降ることを意味する表現。特にイギリス英語で使われる。 - spatter(スパター)
雨粒が飛び散るように落ちる様子を表す動詞。道路や窓に雨が当たるような場面に使われる。 - pour down(ポア・ダウン)
「激しく降る」「土砂降りになる」という意味の口語表現。
It’s pouring down. はネイティブが非常によく使う自然なフレーズ。 - chuck it down(チャック・イット・ダウン)
イギリス英語のカジュアルな表現で「どしゃ降りになる」。
友人同士の会話でよく使われるスラング的な言い方。 - pelting down(ペルティング・ダウン)
雨粒が勢いよく叩きつけるように降る様子。「激しく降る」「打ち付ける雨」を強調する口語表現。 - coming down hard(カミング・ダウン・ハード)
雨が強く降っている状態を表す自然なフレーズ。
It’s really coming down hard!(かなり強く降ってる!) - coming down in sheets(カミング・ダウン・イン・シーツ)
「シーツのように雨が降る」=雨の量が多すぎて壁のように見える描写的表現。文学や会話で使われる。 - driving rain(ドライビング・レイン)
風で吹きつけるような雨。「横殴りの雨」や「叩きつける雨」を表す名詞表現。
We got caught in the driving rain. - soak(ソーク)
「ずぶ濡れにする」「しっかり濡らす」。
I got soaked.(びしょ濡れになった)としてよく使われる。 - get drenched(ゲット・ドレンチト)
「びしょびしょに濡れる」「全身ずぶ濡れ」。
I got drenched in the rain. はネイティブがよく使う自然な表現。 - spitting(スピッティング)
イギリス英語の口語で「雨がぱらつく」。
It’s spitting outside.(外、ちょっと雨が降ってる) - raining on and off(レイニング・オン・アンド・オフ)
「降ったりやんだりする雨」。不安定な天候をカジュアルに表現する自然な言い回し。 - It’s pouring.(イッツ・ポアリング)
「土砂降りだ」「どしゃ降りに降っている」という最頻出フレーズ。
日常会話で最も自然かつよく使われる強い雨の表現。 - It’s lashing down.(イッツ・ラッシング・ダウン)
雨が激しく「叩きつけるように」降っている状態。
イギリス英語でよく使われ、風を伴った強い雨を表現するときに便利。 - It’s bucketing down.(イッツ・バケティング・ダウン)
「バケツをひっくり返したような雨」。
イギリス英語のカジュアルな口語で、とても強く降っているときに使う。 - It’s tipping down.(イッツ・ティッピング・ダウン)
これもイギリス英語の口語で「どしゃ降り」「激しく降っている」。
“tip” は「注ぐ・流し込む」のイメージ。 - It’s hammering down.(イッツ・ハマリング・ダウン)
雨が「ハンマーで打つように激しく」降る様子。
強さと勢いを強調したいときの表現。 - It’s sprinkling.(イッツ・スプリンクリング)
「雨がパラパラ降っている」。
drizzling より軽め、spit より少し丁寧な柔らかい表現。 - It’s starting to rain.(イッツ・スターティング・トゥ・レイン)
「雨が降り始めたところ」。変化を示す表現で日常会話でも頻出。 - The rain has set in.(ザ・レイン・ハズ・セット・イン)
「雨が降り始めて、しばらく続きそう」。
天気が長引きそうなとき、特にフォーマル・書き言葉で使われる。 - It’s letting up.(イッツ・レッティング・アップ)
「雨が弱まってきている」。
日常会話で非常によく使われる自然な英語。 - The rain tapered off.(ザ・レイン・テイパード・オフ)
「雨が徐々に弱まり、やんでいった」。
taper off = 先細りに減っていく、の意味で、天気予報や文章でよく使われる。 - It won’t stop raining.(イット・ウォント・ストップ・レイニング)
「雨が全然やまない」「いつまでも降り続いている」という不満や困り感を伝える日常的な表現。 - It’s been raining all day.(イッツ・ビーン・レイニング・オール・デイ)
一日中雨が降っている状態。現在完了進行形で「継続」を強調する自然な言い回し。 - It’s pouring with rain.(イッツ・ポアリング・ウィズ・レイン)
イギリス英語で「どしゃ降りに降っている」。
“It’s pouring.” の強調版で、会話でとてもよく使われる。 - The skies opened.(ザ・スカイズ・オープンド)
「空が開いたように突然大雨が降り出した」文学的・比喩的表現。
劇的な描写をしたいときに使われる。 - The heavens opened.(ザ・ヘブンズ・オープンド)
“The skies opened” と同様に「突然土砂降りになった」という詩的な表現。
物語や文学作品で好まれる。 - rain came down in torrents(レイン・ケイム・ダウン・イン・トーレンツ)
「雨が滝のように激しく降った」。
“torrent” は激しい流れを意味し、文学的または描写的な表現。 - We’re in for rain.(ウィーアー・イン・フォー・レイン)
「これから雨になりそうだ」「雨を覚悟しなければならない」。
天気の予想をカジュアルに伝えるフレーズ。 - It’s raining nonstop.(イッツ・レイニング・ノンストップ)
「休みなく雨が降っている」。
“nonstop” は口語的で、愚痴や驚きを含めやすい表現。 - The rain pelted the windows.(ザ・レイン・ペルテッド・ザ・ウィンドウズ)
雨が窓を激しく打ちつけた。
“pelt” は「叩きつける」「ぶつける」の意味で、強い雨の情景描写に最適。 - The rain beat against the roof.(ザ・レイン・ビート・アゲインスト・ザ・ルーフ)
雨が屋根を激しく打つ様子の描写的表現。
“beat against …” は音と勢いの両方を表せる言い回し。
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