6. アイルランド神話
- フラガラフ(Fragarach)
海の神マナン・マック・リール、後にルーに受け継がれた剣。防御を無効化する力を持つとされる。 - カラドボルグ(Caladbolg)
フォーガ・マック・ローイチの両手持ち剣。振るうと虹の弧のような軌跡を描くと伝えられる。 - モラルトハ(Moralltach, Great Fury)
神アオングスの所有する致命的な剣。後に、彼の養子ディアーミッドに譲られた。 - ガエ・ブイデとガエ・デアグ(Gáe Buide and Gáe Dearg)
ディアーミッド・ウー・ドゥイヴニーの槍。どの傷も癒せぬ伝説を持つ。 - クライム・ソライス(Claíomh Solais)
神ヌーダの剣。太陽の光のように輝き、戦場で無敵の力を発揮する。 - ガエ・ブールグ(Gáe Bulg)
英雄キュクラハンの槍。海の怪物の骨から作られたとされる。 - ルーの槍(Spear of Lugh)
戦いの神ルーが持つ槍。
7. 日本の伝説・民間伝承
- 天之沼矛(Ame-no-nuhoko)
日本神話で、最初の島々を創造したとされる神器。 - 草薙の剣(または、クサナギノツルギ)
日本の伝説における名剣。 - 村正(Muramasa)
名工村正によって鍛えられたとされ、呪いの噂が絶えない刀。- 一説では、徳川家康がその呪いを恐れたとも伝えられる。
- 蜻蛉切(Tonbogiri)
村正の作とされる槍。蜻蛉が刃に触れたら即座に切断されるほど鋭いと伝えられる。 - 本朝正宗(Honjo Masamune)
日本を代表する名刀。歴史上の実在の剣でありながら、数多くの伝説が語られる。 - 紫電(Murasame)
小説『南総里見八犬伝』などに登場する、血を洗い流すために自浄作用を持つ魔法の刀。
8. フランス(マル・ド・フランス)の物語
- アルマース(Almace)
大司教ターピンの剣。 - デュランダル(Durendal)
ロランの不滅の剣。 - オートクレール(Hauteclere)
オリバーの剣。 - ジョイユーズ(Joyeuse)
シャルルマーニュの個人の剣。 - コルテイン/コルタナ(Cortain or Cortana)
オジエ・ザ・デーンの剣。 - ムルグレイス(Murgleys)
ガネロンの剣。 - フランベルジュ(Flamberge / Froberge)
ルノー・ド・モンタウバンの剣。
9. 北欧神話
- アンガルヴァダル(Angurvadal)
戦時に輝く魔法の剣。平時は穏やかな光を放つ。 - ダインスレイフ(Dáinsleif)
ホグニ王の剣。傷が癒えず、抜刀には命を落とす危険があるとされる。 - ドラグヴァンディル(Dragvandil)
詩人エイギル・スカラグリムソンの剣。 - フォーセティの斧(Forseti’s axe / Fosite’s axe)
黄金の戦斧で、知恵ある老人たちを救うために投げられた伝説の武器。 - フレイの剣(Freyr’s sword)
自ら戦う魔法の剣。ラヴェタインと同一視される場合もある。 - ガンバントェイン(Gambanteinn)
『詩のエッダ』に詠まれる剣。 - グラム(Gram)
英雄ジークフリートの剣。『ニーベルンゲンの歌』ではノートゥングと呼ばれる。 - グリダルヴォル(Gríðarvölr)
巨人ゲイロッド討伐のため、ソーに授けられた魔法の杖。 - グングニル(Gungnir)
ドワーフ、ドヴァリンによって鍛えられた、オーディンの槍。- 誰に対しても正確に命中すると伝えられる。
- ホーフュズ(Hǫfuð)
ビフロストの守護者、ヘイムダルの剣。 - フロッティ(Hrotti)
フェーニルの宝の一部として、シグルドが手に入れた剣。 - ラーヴェタイン(Lævateinn)
ロキによって鍛えられたとされる武器。 - レグビター(Legbiter)
ノルウェー王マグナス3世の剣。 - ミスティルテイン(Mistilteinn)
ドラウグルのÞráinnが所有し、決して鈍らない剣。 - ミョルニル(Mjölnir)
トールのハンマー。投げると持ち主の手に戻る伝説の武器。 - クエーンバイター(Quern-biter)
ノルウェー王ハーコン1世の剣。石臼を切り裂くほど鋭いとされる。 - リディル(Ridill / Refil)
ドワーフレギンの剣。 - スコフヌング(Skofnung)
デンマーク王フロルフ・クラキの伝説の剣。- 超常的な切れ味と、忠実な戦士たちの霊が宿ると伝えられる。
- スルトルの剣(The Sword of Surtr)
ラグナロクの炎の巨人スルトルが操る炎の剣。 - ティルフィング(Tyrfing)
ドワーフによって鍛えられ、抜かれると必ず命を奪い、最終的には持ち主を滅ぼすとされる呪われた剣。
コメント