雲の表現一覧 160種類 – 日本の美しい言葉で楽しむ自然の風景

雲の表現一覧 - 日本の美しい言葉で楽しむ自然の風景 言葉・フレーズ
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  1. 浮雲【ふうん】 定まらないこと。頼りないことのたとえ。
  2. 不定の雲【ふじょうのくも】 迷いを月を覆う雲にたとえた表現。
  3. 碧雲【へきうん】 青みがかった雲。
  4. 片雲【へんうん】 一片のちぎれ雲。
  5. 暮雲【ぼうん】 夕暮れの雲。
  6. 巻雲【まきぐも/けんうん】 上空にたなびく細い雲。
  7. 斑雲【まだらぐも】 巻積雲や高積雲の俗称。
  8. 密雲【みつうん】 厚く重なった雲。
  9. 迎えの雲【むかえのくも】 臨終の際、阿弥陀如来が乗ってくる紫の雲。
  10. 叢雲【むらくも】 むらがり立つ雲。
  11. 紫の雲【むらさきのくも】 1. 紫色の雲。吉兆の雲。2. 皇后の異称。
  12. 八重雲【やえぐも】 幾重にも重なる雲。
  13. 八重旗雲【やえはたぐも】 幾重にも旗のようになびく雲。
  14. 八雲【やくも】 いく重にも重なる雲。和歌の象徴。
  15. 山雲【やまぐも】 山にかかる雲。山からわき起こる雲。
  16. 闇雲【やみくも】 先の見通しもなくむやみに事をすること。
  17. 夕雲【ゆうぐも】 夕方の雲。
  18. 夕立雲【ゆうだちぐも】 夕立の際に出る雲。積乱雲。
  19. 夕焼け雲【ゆうやけぐも】 夕焼けに赤く染まった雲。
  20. 雪雲【ゆきぐも】 雪を降らせる雲。乱層雲のこと。
  21. 妖雲【よううん】 不吉の前兆を示すあやしい雲。
  22. 横雲【よこぐも】 横に長くたなびく雲。
  23. 雷雲【らいうん】 かみなりや雷雨をもたらす雲。積乱雲のこと。
  24. 乱雲【らんうん】 乱れ飛ぶ雲。
  25. 乱層雲【らんそううん】 暗灰色で厚く、空全体を覆う雲。略号はNs。
  26. 凌雲【りょううん】 雲をしのぐほど高いこと。俗世を超越すること。
  27. 鱗雲【りんうん】 巻積雲のこと。
  28. 霊雲【れいうん】 尊く不思議な雲。瑞雲。
  29. 綿雲【わたぐも】 綿をちぎったような白い雲。積雲のこと。
  30. アーチ雲【あーちぐも】 アーチ状またはロール状の雲。大気の不安定によって生じる。
  31. レンズ雲【れんずぐも】 凸レンズを横から見たような形の雲。
  32. 凍て雲【いてぐも】 冬の雲。
  33. 浮雲【ふうん】 不安定きわまるもののたとえ。
  34. 瑞雲【ずいうん】 紫色や五色のめでたい雲。
  35. 碧雲【へきうん】 青みを帯びた雲。
  36. 飛行機雲【ひこうきぐも】 飛行機が高空を飛んだあとにできる白い雲。

 

雲の名前と種類

日本語には、多くの雲の名前があります。例えば、「青雲」「茜雲」「穴空き雲」など、それぞれの雲には独特の特徴や見た目が反映されています。これらの表現を知ることで、空を見上げた時の感動がより深まります。

季節ごとの雲の表現

日本の四季はそれぞれ異なる風景を見せてくれますが、雲もまた季節ごとに変化します。「春雲」「夏雲」「秋雲」「冬雲」など、季節ごとの雲の表現を学ぶことで、自然の移ろいをより感じることができます。

日本文化における雲の象徴

雲は日本文化において、さまざまな象徴として扱われています。例えば、「瑞雲」はめでたいことの前兆とされ、「紫雲」は吉兆の雲とされています。これらの表現は、詩や文学にも頻繁に登場し、人々の心に深い印象を与えます。

 

日本の言葉には、自然を愛でる心が込められています。雲の表現もその一つです。この記事を通じて、日本語の美しさと自然の魅力を再確認し、日々の生活に取り入れてみてください。次に空を見上げる時、そこには新たな発見があるかもしれません。

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