「三井財閥」「三菱財閥」「住友財閥」「安田財閥」など、日本の財閥と各財閥に関連した主な企業を一覧にまとめました。また、3大財閥・4大財閥・10大財閥・15大財閥についてもまとめていますので合わせてご覧ください。
出典・参考:Wikipedia 財閥
Wikipedia 阪神財閥
財閥とは
「財閥」とは、第二次世界大戦までの日本に存在した、同族支配によるコンツェルン型の巨大な独占企業集団のことをいいます。
これらの財閥は、三井財閥、三菱財閥、住友財閥、安田財閥など、明治時代に形成された旧財閥と、日産コンツェルン、理研コンツェルン、中島コンツェルンなど、満州事変以降の重化学工業の発展とともに繁栄した新興財閥とがあリます。
家族制度的組織による同族支配のもとに、持株会社や銀行などを中心として主要な経済部門のすべてにわたり多角的経営を行いました。
また、国家権力と密接に結びつき、戦前・戦中の日本経済に多大な影響を及ぼしたが、戦後 連合国総司令部(GHQ)により、日本経済の非軍事化と民主化の一環として解体されました。
しかし、1997年の独占禁止法の改正により純粋持株会社の設立が許可されたため、財閥であった企業同士は企業グループとして再度集結するようになりました。
日本の財閥一覧
様々な企業が合併・吸収・分離・解体を繰り返している為、別々の財閥でも企業が同じことがあります。
三大財閥
三井財閥(みつい)
三井財閥の先祖は伊勢商人で、慶長年間に武士を廃業した三井高俊が伊勢松阪に質屋兼酒屋を開いたのが起源とされています。三井高俊は質屋を主業に酒、味噌の類を商い、これが後の「越後屋」の起源となりました。高俊の四男・三井高利は伊勢から江戸に出て1673年に越後屋三井呉服店(三越)を創業し、その後京都や大阪でも両替店を開業しました。その商法は当時の常識を覆し、庶民の心をつかみ、繁盛しました。その後、幕府の公金為替にも手を広げ、幕府御用商人となり、屈指の豪商となりました。
GHQによる財閥解体後、現在の三井グループに受け継がれる。
BIPROGY、IHI、JA三井リース、SMBCコンサルティング、SMBCファイナンスサービス、SMBC日興証券[注 7]、TBSテレビ、TBSホールディングス、さくら情報システム、イビデン、イビデングリーンテック、エムオーツーリスト、エームサービス、カネカ、サッポロビール、サッポロホールディングス、ジーエス・ユアサコーポレーション、ダイセル、デンカ、トヨタ自動車、ニップン、フジクラ、三井E&S、三井デザインテック、三井ホーム、三井三池製作所、三井不動産、三井不動産ビルマネジメント、三井不動産ファシリティーズ、三井不動産ホテルマネジメント、三井不動産リアルティ、三井不動産レジデンシャル、三井不動産レジデンシャルサービス、三井不動産レジデンシャルリース、三井不動産商業マネジメント、三井住友FG、三井住友カード、三井住友トラストHD、三井住友トラスト・カード、三井住友ファイナンス&リース、三井住友信託銀行、三井住友建設、三井住友海上プライマリー生命保険、三井住友海上火災保険、三井住友銀行、三井住建道路、三井倉庫ホールディングス、三井倉庫ロジスティクス、三井共同建設コンサルタント、三井化学、三井化学東セロ、三井情報、三井松島産業、三井海洋開発、三井物産、三井石油開発、三井精機工業、三井製糖、三井農林、三井金属鉱業、三井食品、三機工業、三越伊勢丹、三越伊勢丹ホールディングス、住友三井オートサービス、商船三井、大樹生命保険、太平洋セメント、太平洋興発、宇徳、室町殖産、富士フイルム、富士フイルムHD、新日本空調、日本紙パルプ商事、日本総合研究所、日本製紙、日本製鋼所、昭和飛行機工業、東レ、東レインターナショナル、東亞合成、東京ドーム、東洋エンジニアリング、東芝、物産不動産、王子ホールディングス、王子製紙、第一園芸、西日本電線 etc.
三菱財閥(みつびし)
岩崎弥太郎が創立した三菱商会を基盤に、明治政府の保護を受けて海運業を独占しました。1893年に三菱合資会社を設立し、これを持株会社として造船業・鉱業・鉄道・貿易などあらゆる分野に進出しました。
GHQによる財閥解体後は、現在の三菱グループに受け継がれる。
AGC、ENEOSホールディングス、アストモスエネルギー、キリンホールディングス、ニコン、ピーエス三菱、ローソン、三菱HCキャピタル、三菱UFJニコス、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、三菱UFJ銀行、三菱ふそうトラック・バス、三菱オートリース、三菱ガス化学、三菱ケミカル、三菱ケミカルグループ、三菱プレシジョン、三菱マテリアル、三菱倉庫、三菱化工機、三菱商事、三菱地所、三菱総合研究所、三菱自動車工業、三菱製紙、三菱製鋼、三菱重工業、三菱鉱石輸送、三菱電機、三菱食品、大日本塗料、日本タタ・コンサルタンシー・サービシズ、日本郵船、明治安田生命保険、東京海上日動火災保険 etc.
住友財閥(すみとも)
日本の三大財閥の一つ。現在の住友グループ。世界で最も古い歴史を持つ財閥とされている。住友家の先祖は平家一門といわれ、桓武天皇の曾孫・高望王の二十二代目に備中守忠重が現れ、「住友姓」を称し、室町将軍に仕えたとされている。江戸時代には、銅銀商・銅精錬業・貿易商・両替商などを行って築き上げた。
GHQによる財閥解体後は、現在の住友グループに受け継がれる。
住友大阪セメント、住友金属鉱山、住友精密工業、住友化学、住友精化、住友ファーマ、住友ベークライト、住友重機械工業、住友建機、住友電気工業、住友電設、住友電装、住友ゴム工業、住友理工、日新電機、明電舎、日本電気、日本板硝子、住友林業、住友不動産、住友倉庫、住友商事、SCSK、住友三井オートサービス、三井住友建設、三井住友海上火災保険、三井住友銀行、三井住友ファイナンス&リース、三井住友カード、SMBC日興証券、SMBC信託銀行、日本総合研究所、三井住友信託銀行、住友生命保険 etc.
四大財閥(三大財閥を含む)
安田財閥(やすだ)
安田善次郎が設立した財閥。金融部門の絶対的な優位性を持つことから「金融財閥」とも呼ばれる。
GHQによる財閥解体後は、現在の芙蓉グループに受け継がれる。
沖電気工業、損害保険ジャパン、帝国繊維、東京海上日動、みずほト銀行、みずほ信託銀行、みずほ証券、芙蓉総合リース、太平洋セメント、日清紡ホールディングス、明治安田生命、安田不動産、クレディセゾン、みずほフィナンシャルグループ、東亜建設工業、ニチレイ、日産自動車、日本水産、日油、日立製作所、サッポロビール、東武鉄道、日清製粉、日清紡績、日本精工、オカモト、クレハ、丸紅、京浜急行電鉄、ニッタン、ヤマハ etc.
十大財閥(四大財閥を含む)
鮎川財閥(あゆかわ)
鮎川義介が創設した戸畑鋳物株式会社を祖とし、久原鉱業を改組した日本産業株式会社を持ち株会社とした。別名、日産コンツェルン。
GHQによる財閥解体後は、現在の春光グループに受け継がれる。
日立製作所、日立ビルシステム、日立システムズ、日立ドキュメントソリューションズ、東京証券代行、日立リアルエステートパートナーズ、日立グローバルライフソリューションズ、日立産機システム、新明和工業、日立ソリューションズ、日立パワーソリューションズ、日立Astemo、日産化学、SOMPOホールディングス、損害保険ジャパン、日産自動車、日産フィナンシャルサービス、日産自動車販売、ENEOSホールディングス、ENEOS、ENEOSオーシャン、JX石油開発、JX金属、ニッスイ、日油、ニチレイ、ニチレイフーズ、ニチレイロジグループ本社、日立造船、プロテリアル、UDトラックス、日立建機、三菱HCキャピタル、三菱オートリース、日立ハイテク、日産車体、ロジスティード、SOMPOひまわり生命保険、NIPPO etc.
浅野財閥(あさの)
浅野総一郎がコークス販売で成功を収めたのをきっかけとして、渋沢栄一の渋沢財閥の支援の下、大規模化していった。
GHQによる財閥解体後は、安田財閥系の芙蓉グループに合流した。
太平洋セメント、日本カーリット、JFEホールディングス、東亜建設工業、日本酸素ホールディングス、沖電気工業 etc.
古河財閥(ふるかわ)
古河市兵衛が設立した財閥。足尾銅山における鉱山開発事業の成功を経て事業の多角化・近代化を強力に推進、一大コンツェルンを形成した。
GHQによる財閥解体後は、現在の古河グループに受け継がれる。
古河機械金属、古河林業、トウペ、古河電気工業、古河電池、古河産業、古河物流、古河テクノマテリアル、古河AS、理研電線、岡野電線、ミハル通信、正電成和、関東電化工業、ADEKA、日本農薬、横浜ゴム、タキロンシーアイ、富士電機、富士電機ITソリューション、富士電機機器制御、富士古河E&C、富士オフィス&ライフサービス、富士通、デンソーテン、富士通ゼネラル、富士通Japan、富士通エフサス、富士通フロンテック、富士通テレコムネットワークス、富士通ネットワークソリューションズ、富士通パーソナルズ、新光電気工業、FDK、PFU、アドバンテスト、日本軽金属ホールディングス、日軽産業、日本ギア工業、日本ゼオン、澁澤倉庫、朝日生命保険、みずほ銀行、みずほ証券、損害保険ジャパン etc.
大倉財閥(おおくら)
大倉喜八郎によって設立された財閥。大倉屋という乾物店を開き、その後鉄砲屋を開業。その後貿易事業へと乗り出した喜八郎は、大久保利通、伊藤博文、山縣有朋らとの親交を深め、一代にして大財閥を築き上げた。
大成建設、中央建物、ホテルオークラ、帝国ホテル、川奈ホテル、大倉火災海上保険、太陽生命保険、太陽火災海上保険、日清製油、東海パルプ、帝国繊維、日油、日本無線、新日本無線、アロカ、日本化学工業、大日本麦酒、リーガルコーポレーション、ニッピ、キッズステーション、アヴネット、三和電氣興業 etc.
中島財閥(なかじま)
中島知久平によって、群馬県新田郡尾島町(現:太田市)に設けられた中島飛行機製作所が原点。
GHQによる財閥解体後は、そのほとんどが、SUBARU (旧・富士重工業)に引き継がれた。
SUBARU (旧・富士重工業)、東京富士産業、富士工業、富士自動車工業、宇都宮車両、THKリズム、富士機械、輸送機工業、マキタ、イワフジ工業、GKNドライブライントルクテクノロジー etc.
野村財閥(のむら)
野村徳七により設立された金融資本を中心とした旧財閥。日露戦争・第一次世界大戦において財をなした。
GHQによる財閥解体後は、現在の野村グループに受け継がれる。
野村證券、野村信託銀行、野村不動産、大東京火災海上保険、野村土地建物、野村総合研究所、杉村倉庫、りそな銀行、コスモ証券、富士火災海上保険、野村オートリース、大和ギャランティ、りそなカード、東京生命保険、野村建設工業、CHOYA、日本触媒、東洋テック、朝日火災海上保険、野村貿易、野村興産、北興化学工業、ノムラ・ジャパン etc.
十五大財閥(十大財閥を含む)
渋沢財閥(しぶさわ)
明治時代、渋沢栄一が、第一銀行を創設したことに始まる。以後500にのぼる企業の創設、育成に携わった。
みずほ銀行、東京製綱、澁澤倉庫、東洋紡績、日本郵船、サッポロビール、東京海上日動火災保険、王子製紙、日本製紙 etc.
神戸川崎財閥(こうべかわさき)
1878年に、川崎正蔵が川崎築地造船所を設立。昭和初期までに経営の基盤を固めた。別名、松方コンツェルン。
GHQによる財閥解体後は、川崎重工業グループ・川崎製鉄グループ・川崎汽船グループなど、それぞれ系列会社を従えてグループを作った。
川崎重工業、JFE商事、川崎製鉄、川崎航空サービス、神戸新聞社、昭和シェル石油、旭石油、富士電機、川崎汽船、川崎設備工業、日本興亜損害保険 etc.
理研コンツェルン(りけん)
渋沢財閥の渋沢栄一が渋沢栄一が設立した財団法人。
GHQによる財閥解体後は、現在の理研グループに受け継がれる。
科研製薬、ポーラ・オルビスホールディングス、リケンテクノス、花王、堀場製作所、理研製鋼、リケン、理研電線、トプコン、理研計器、理研ビタミン、日本電子、理研香料工業、リコー、パナソニック etc.
日窒コンツェルン(にっちつ)
1906年、野口遵が日本窒素肥料を設立。野口財閥ともいう。石灰窒素・硫安の製造に成功し拡大した。その後、人絹工業、合成アンモニアの製造にも成功。朝鮮にも進出し巨大化。工業中心の財閥を形成。
第二次世界大戦の敗北により、総資産の90%近くを失い、戦後の財閥解体により解散した。
チッソ、JNC、積水化学工業、積水樹脂、積水化成品工業、積水工機製作所、積水ハウス、旭化成、旭有機材工業、センコーグループホールディングス、ニッチツ、信越化学工業、信越ポリマー、信越石英、信越半導体、日本ガス、九州電力 etc.
日曹コンツェルン(にっそう)
1920年、中野友禮が日本曹達(にほんソーダ)を設立。昭和期の新興財閥。
戦後の財閥解体により解体された。
日本曹達、大平洋金属、興人、日曹金属化学、日曹油化工業、三和倉庫(日本曹達グループ)、三菱伸銅 etc.
その他の財閥
鴻池財閥(こうのいけ)
鴻池新六が江戸時代に、清酒の醸造を始め、鴻池善右衛門正成が両替商に転じ、鴻池善右衛門家を中心とする同族集団は江戸時代における日本最大の財閥に発展した。
三菱UFJフィナンシャルグループ、鴻池グラナリーコート、鴻池合資会社
東京川崎財閥(とうきょうかわさき)
水戸藩御用商人だった川崎八右衛門が1872年に、東京に進出して川崎組を設立。川崎銀行を中核企業として金融財閥として発展。
三菱UFJ信託銀行(川崎信託)、三菱UFJ銀行(第百銀行)、マニュライフ生命保険(第百生命)、常陽銀行、足利銀行、千葉銀行、横浜銀行(明和銀行、鎌倉銀行)、東日本銀行、三井住友銀行(太陽銀行)、AIG損害保険(富士火災)、損害保険ジャパン(日本火災) etc.
藤田財閥(ふじた)
藤田伝三郎によって創設された財閥。1869年に藤田伝三郎が設立した非鉄金属・精錬等を主力とする会社・藤田組を前身とする。阪神財閥の一つ。
藤田鉱業、藤田銀行、小坂鉄道、長木沢製材所、八幡屋製材所、大阪亜鉛鉱業、日本軽銀製造、神島硫酸製造所、明治水力電気、太平興業、梅田製銅、南興殖産、摂津ゴム、淡路製軸、安治川土地、マグネシア工業、片上鉄道 etc.
久原財閥(くはら)
久原房之助が設立した財閥で、阪神財閥の1つ。後の日産コンツェルンの源流となる財閥。
新日鉱ホールディングス、ENEOSホールディングス
鈴木財閥(すずき)
鈴木岩治郎が明治時代に鈴木商店を開業。樟脳、砂糖貿易商として世界的な拠点網を確立するとともに、製糖・製粉・製鋼・タバコ・ビールなどの事業を展開した。
神戸製鋼所、神鋼商事、シンフォニアテクノロジー、帝人、太陽鉱工、ニチリン、昭和シェル石油、三井化学、日油、ダイセル化学工業、日本化薬、双日、日本海運、三井住友海上火災、サンデン交通、ナブテスコ、帝三製薬、サッポロビール、アサヒビール、太平洋セメント、IHI etc.
根津財閥(ねづ)
根津嘉一郎 (初代)によって設立された日本の中堅財閥。現在の東武グループの前身。
東武鉄道、東武百貨店、南海電気鉄道、東京メトロ、富国生命、日清製粉、日清紡ホールディングス、サッポロビール、日本精工、東京電力 etc.
森コンツェルン(もり)
森矗昶が創始し、アルミニウムなどの電気化学工業中心で、日本産業、日本窒素肥料、日本曹達、理化学研究所とともに新興コンツェルンと呼ばれ、日本の15大財閥の一つに数えられた。
昭和電工、日本冶金工業、味の素、東信電気
藤山コンツェルン(ふじやま)
大日本製糖(現・大日本明治製糖)を中心とする財閥。
大日本明治製糖、日本コロムビア、日東金属鉱山、日東製紙、日東物産商事、神港製粉、日東海陸運輸、北陸製塩工業、台湾糖蜜、日本糖商、鍵三、三立製菓、南方漁業開発、武蔵中央電気鉄道、日本アドレソグラフ
中外コンツェルン(なかがい)
日本化薬創業者である原安三郎による財閥。現在の中外鉱業の礎となる。
日本化薬、中外鉱業 etc.
横河グループ(よこかわ)
工学博士の横河民輔が明治時代に、横河建築設計事務所を設立したことに始まる。
横河建築設計事務所、横河ブリッジ、横河電機、GE横河メディカルシステム、横河電子機器、横河商事、横河東亜工業、横河ブリッジホールディングス
竹中財閥(たけなか)
織田信長の元家臣の竹中藤兵衛正高が、尾張国名古屋にて創業、神社仏閣の造営に携わる。
竹中工務店、竹中土木、竹中道路、アサヒファシリティズ、TAKリアルティ、TAKシステムズ、TAKエンジニアリング
大林財閥(おおばやし)
大林芳五郎が、土木建築請負業の大林店を創業したことに始まる。
大林組、大林道路、内外テクノス、ナイガイ建材、オーク設備工業、大林ファシリティーズ、相馬環境サービス、洋林建設、大林新星和不動産、ルポンドシエル、オーク情報システム、ハイアット・リージェンシー・大阪 etc.
弘世財閥(ひろせ)
明治時代に弘世助三郎が、社長に11代目鴻池善右衛門を据え、有限責任日本生命保険会社を設立したことに始まる。
日本生命、あいおいニッセイ同和損保、アロマスクエア、大宮ソニックシティ、企業年金ビジネスサービス、シティプロシード、新星和不動産、ニッセイアセットマネジメント、ニッセイコンピュータ、ニッセイ基礎研究所、ニッセイキャピタル、ニッセイ商事、ニッセイ情報テクノロジー、ニッセイビジネスサービス、ニッセイリース、日本インシュアランスサービス、日本マスタートラスト信託銀行 etc.
安宅財閥(あたか)
1904年に安宅弥吉によって安宅商会として創業。
安宅建設工、豊鋼材工業、大安製鋼 etc.
岩井財閥(いわい)
1896年に岩井勝次郎が、岩井商店を創業したことに始まる。
双日システムズ、双日エネルギー、双日リアルネット、フュージョンコミュニケーションズ、双日プラネット、双日テクノプラス、双日食料、日商岩井紙パルプ、双日インシュアランス、日本橋梁、ニチリン、日本精鉱、日商エレクトロニクス、サンウエーブ工業、JALUX、さくらインターネット、第一紡績、フジ日本精糖
伊藤忠財閥(いとうちゅう)
伊藤忠兵衛が麻布類の卸売業を創業したことに始まる。多数の紡織会社を傘下に持つ繊維財閥であった。
伊藤忠商事、株式会社コロネット、株式会社ドーム、綾羽株式会社、川辺株式会社、株式会社デサント、センチュリーメディカル株式会社、株式会社ヤナセ、トーヨーエイテック株式会社、株式会社ジャムコ、いすゞ自動車販売株式会社、株式会社日本アクセス、不二製油グループ本社株式会社、ジャパンフーズ株式会社、伊藤忠ハウジング株式会社、伊藤忠アーバンコミュニティ株式会社、伊藤忠リート・マネジメント株式会社、イトーピアホーム株式会社、コネクシオ株式会社、伊藤忠インタラクティブ、伊藤忠オリコ保険サービス株式会社、I&Tリスクソリューションズ株式会社、伊藤忠ケーブルシステム株式会社、伊藤忠テクノロジーベンチャーズ株式会社、株式会社スペースシャワーネットワーク、株式会社Paidy、ポケットカード株式会社、株式会社マネーコミュニケーションズ
武田財閥(たけだ)
江戸時代に武田長兵衛が、薬種商「近江屋」を開いたのが創始。
日本製薬、武田技研サービス、大和特殊硝子、千寿製薬、近江屋、エルアイ武田、武田テバ薬品、武田テバファーマ etc.
山口財閥(やまぐち)
明治時代に山口吉郎兵衛が、第百四十八国立銀行を創業したことに始まった。昭和金融恐慌後に鴻池銀行・三十四銀行と合併し三和銀行となった。第二次世界大戦後三和銀行を中心として三和グループが形成されると東リをはじめとした山口財閥傘下の企業も三和グループに加わった。
三菱東京UFJ銀行
寺田財閥(てらだ)
酒造業を営んだことに始まる。明治、大正、昭和期に活躍した阪神財閥の一つ。
和泉銀行、和泉貯蓄銀行、岸和田紡績、岸和田煉瓦綿業、ユニチカ、オーツタイヤ、寺田ビル、近畿日野ルノー、東洋麻糸紡織、寺田銀行 etc.
村井財閥(むらい)
第一次世界大戦中の好景気で台頭した財閥の一つ。村井吉兵衛が、煙草事業を営んだことに始まる。
村井銀行、東洋印刷、日本石鹸、村井信託、村井生命、村井海上火災 etc.
広岡財閥(ひろおか)
広岡久右衛門が、加島銀行を創業したことに始まる。
加島銀行、大同生命
兼松財閥(かねまつ)
兼松房治郎が、羊毛の輸入を目的として豪州貿易兼松房治郎商店を創業したことに始まる。
兼松、兼松コミュニケーションズ、兼松エレクトロニクス、日本オフィス・システム、兼松食品、兼松ケミカル、兼松ペトロ、兼松油槽、新東亜交易、兼松繊維、ホクシン、カネヨウ etc.
乾財閥(いぬい)
乾新兵衛が、海運業として乾合名会社を創業したことに始まる。
乾汽船、イヌイ倉庫
小曽根財閥(おぞね)
呉錦堂財閥(ごきんどう)
1890年(明治23年)に呉錦堂が、貿易・海運の会社怡生号を創業したことに始まる。
東亜セメント
山邑財閥(やまむら)
山邑太左衛門が、櫻正宗を創業したことに始まる。
櫻正宗
嘉納財閥(かのう)
灘五郷の本家・本嘉納家(菊正宗)と分家・白嘉納家(白鶴)の酒造業を母体とする阪神財閥の1つ。
菊正宗酒造、白鶴酒造
川西財閥(かわにし)
大正時代に川西清兵衛が、川西機械製作所を創業したことに始まる。
新明和興業株式会社、阪神競馬場
範多財閥(はんた)
エドワード・ハズレット・ハンターが明治時代に、大阪鐵工所を創業したことに始まる。
エドワード・ハズレット・ハンターは、イギリス人実業家で範多財閥・日立造船の創業者。
日立造船
辰馬財閥(たつま)
1662年、辰屋吉左衛門が初代辰屋(当時の屋号)で創業、酒造業を始める。その後、海漕業・金融業などに拡大。
辰馬本家酒造、白鹿記念酒造博物館、甲陽学院中学校・高等学校、夙川土地、香櫨園テニスクラブ、商船三井、白鹿メンテナンスサービス etc.
牛尾財閥(うしお)
1916年(大正5年)、中国合同電気(現在の関西電力・中国電力)の電球製造部門が独立、姫路電球株式会社を創立したことに始まる。
ウシオ電機、ウシオライティング etc.
伊藤財閥(いとう)
江戸時代に伊藤長次郎が興した財閥。
姫路第三十八国立銀行、神栄 etc.
内田財閥(うちだ)
内田信也が内田汽船を創業したことに始まる。
明治海運
山下財閥(やました)
山下亀三郎が、山下汽船合名会社を創業したことに始まる。
商船三井、三井住友海上、住友重機械工業 etc.
勝田財閥(かつた)
勝田銀次郎が勝田商会を設立したことに始まる。
勝田汽船
八馬財閥(はちうま)
江戸時代に八馬兼介が、米穀商八馬屋を創業したことに始まる。
三井住友銀行、八馬汽船、大関株式会社(多聞酒造)
岡崎財閥(おかざき)
海運業を基盤として、銀行業や保険業を生業に、明治、大正期に起こった 神戸市発祥の日本の財閥。岡崎藤吉が、岡崎汽船の創業を創業したことに始まる。
日豊海運、三井住友銀行、ニッセイ同和損害保険
津島財閥(つしま)
津軽地方有数の大地主であった津島家により設立された。
金木銀行(第五十九国立銀行に買収、現:青森銀行)
茂木財閥(もぎ)
生糸で成功した茂木惣兵衛により設立された。
茂木合名、帝国蚕糸、野沢屋呉服店、野沢屋輸出店、茂木銀行
片倉財閥(かたくら)
「シルクエンペラー」と呼ばれた片倉兼太郎により設立された。
片倉工業、東亜ゴム工業株式会社、日本機械工業、日東紡績 etc.
森村財閥(もりむら)
、明治から大正期に成立した財閥で、6代目森村市左衛門が創設した森村組(現在の森村商事)および日本陶器合名会社(現在のノリタケカンパニーリミテド)とその系列会社で構成されていた、陶業・商事を中心とした企業集団のこと。現在は森村グループとなっている。
森村商事、ノリタケカンパニーリミテド、TOTO、森村商事、日本碍子、日本特殊陶業、大倉陶園、共立マテリアル etc.
麻生財閥(あそう)
麻生太吉が明治時代に飯塚市で始めた「麻生炭鉱」を源流とし、現在ではセメント事業、専門学校運営、病院経営、医療廃棄物処理など幅広い分野の事業を手がけている。
麻生商事、麻生フオームクリート、麻生鉱山、麻生地所、麻生リハビリテーション大学校、飯塚病院、麻生情報システム、麻生メディカルサービス、麻生コンクリート工業 etc.
安川財閥(やすかわ)
安川敬一郎により設立された財閥。
安川電機、九州製鋼、明治鉱業
貝島財閥(かいじま)
「筑豊の炭坑王」と呼ばれた貝島太助により設立された財閥。
貝島鉱業
大原財閥
大原 孫三郎(おおはら まごさぶろう)が、倉敷紡績および倉敷毛織(現・クラボウ)、倉敷絹織(現在のクラレ)、中国合同銀行(中国銀行の前身)、中国水力電気会社(中国電力の前身)の社長を務め、大原財閥を築き上げる。
中国銀行、クラレ etc.
出典・参考:Wikipedia 財閥
Wikipedia 阪神財閥
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