総裁 ブエル – 序列10番の総裁 – ソロモン王が使役した72の悪魔
悪魔学における悪魔の一人で、『ゴエティア』によれば、50の軍団を率いる序列10番の地獄の大総裁とされています。『大奥義書』によれば、アガリアレプトの配下にあるとされています。
ブエルは太陽が人馬宮にある時に現れ、自然哲学、道徳哲学、論理学や全ての薬草の薬効を教えるとされています。望ましい使い魔を授けることができ、病の治療、とりわけ病気の人間を健康体に戻す知識に通じていると言われています。
『ゴエティア』では人馬宮のシンボルの姿で現れるとされるが、コラン・ド・プランシーは『地獄の辞典』においてブエルの姿を「星か車輪のような五本の脚を持ち、自ら転がりつつ前進する」と紹介しています。
『地獄の辞典』第6版以降のルイ・ル・ブルトンによる挿絵では、ライオンの頭と5本のヤギの足を体の周りに持つ姿で描かれており、今ではその姿の方が有名である。また、ヒトデの姿をした悪魔という説もあります。
出典・参考:Wikipedia
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