10. 外国語(冬の情景・印象を含む単語)
雪や氷そのものではなく、冬の静けさ・冷気・透明感を含む実在語をまとめました。創作などにオススメの語彙です。
- snowfall(スノーフォール|英語)
雪が降ること、降雪。 - chute de neige(シュット・ドゥ・ネージュ|フランス語)
降雪。一定量の雪が降る現象を指す語。 - Schneefall(シュネーファル|ドイツ語)
降雪。気象用語としても一般的。 - snowy(スノウィー|英語)
雪の多い、雪に覆われた状態。 - enneigé(エネジェ|フランス語)
雪に覆われた。風景描写でよく使われる形容語。 - verschneit(フェアシュナイト|ドイツ語)
雪に覆われた、雪深い。 - icy(アイシー|英語)
氷のような、凍った状態。 - glacé(グラセ|フランス語)
凍った、氷で覆われた状態。 - vereist(フェアアイスト|ドイツ語)
凍結した。路面や物体の状態を表す語。 - frosty(フロスティ|英語)
霜で覆われた、冷え冷えとした。 - givré(ジヴレ|フランス語)
霜に覆われた。白く凍りついた印象を含む語。 - frostig(フロスティヒ|ドイツ語)
霜のある、冷え込んだ。 - freezing fog(フリージング・フォグ|英語)
凍てつく霧。霧が凍結を伴う冬の気象現象。 - brouillard givrant(ブルイヤール・ジヴラン|フランス語)
着氷性の霧。道路や樹木が凍る原因となる霧。 - Eisnebel(アイスネーベル|ドイツ語)
氷霧。極寒時に発生する細かな氷粒の霧。 - black ice(ブラック・アイス|英語)
透明で見えにくい路面凍結。冬道の危険状態。 - verglas(ヴェルグラ|フランス語)
路面凍結。特に滑りやすい氷の層を指す語。 - Blitzeis(ブリッツアイス|ドイツ語)
急激に発生する路面凍結。 - below zero(ビロウ・ゼロ|英語)
氷点下。気温が0度未満である状態。 - sous zéro(ス・ゼロ|フランス語)
氷点下。気温表現として用いられる。 - unter null(ウンター・ヌル|ドイツ語)
氷点下。数値的な寒さを表す語。 - arctic(アークティック|英語)
北極の、極寒の。厳しい寒冷環境を表す語。 - arctique(アルクティック|フランス語)
北極の、極地の。 - arktisch(アルクティッシュ|ドイツ語)
北極圏の、極寒の。 - freezing point(フリージング・ポイント|英語)
氷点。液体が凍結し始める温度。 - point de congélation(ポワン・ドゥ・コンジェラシオン|フランス語)
凝固点、氷点。 - Gefrierpunkt(ゲフリールプンクト|ドイツ語)
氷点。物質が凍る温度。 - hibernation(イベルナシオン|フランス語)
冬眠。動物の季節的な生理現象。 - Winterschlaf(ヴィンターシュラーフ|ドイツ語)
冬眠。直訳で「冬の眠り」。
雪と氷の言葉が、冬の印象を変えていく
冬を表す言葉は、雪の質感、氷の硬さ、夜の静けさ、澄んだ空気──そうした感覚を、短い言葉の中にそっと閉じ込めてきました。
日本語と外国語を並べて眺めてみると、同じ冬でも切り取り方が異なることに気づきます。
その違いが、景色の見え方や気持ちの置きどころを、少しだけ変えてくれることもあります。
気になる言葉を心に留めたり、表現のヒントとして使ったりしながら、
冬という季節を、言葉を通してゆっくり味わってもらえたら嬉しいです。
FAQ よくある質問
氷・雪・冬をイメージする美しい言葉にはどんなものがありますか?
氷や雪、冬を表す言葉には、雪華・霜柱・樹氷のように自然現象を細やかに捉えた日本語があります。外国語では snow、frost、winter など、冬の状態や景色を端的に表す語が多く使われています。どれも実際に使われてきた言葉で、情景を静かに伝える力を持っています。
日本語と外国語の冬の言葉にはどんな違いがありますか?
日本語の冬の言葉は、雪の降り方や寒さの質感、時間帯まで細かく言い分ける傾向があります。一方、外国語では、冬の状態や現象を簡潔に表す語が多く、音の響きや意味の分かりやすさが特徴です。それぞれの文化背景が、言葉の形に表れています。

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