王 アスモデウス – 序列32番の王 – ソロモン王が使役した72の悪魔
ユダヤ教とキリスト教の悪魔の一つで、旧約聖書外典の『トビト記』などに登場します。彼は元々激怒と情欲の魔神であり、キリスト教の七つの大罪では色欲を司るとされています。悪魔になる前は智天使だったとも言われています。
グリモワールの一つ『ゴエティア』では、アスモデウスは悪霊の72人の頭目の一人とされ、アマイモン配下の東方の悪魔の首座で、72の軍団を率いる序列32番の大いなる王とされています。
アスモデウスの姿は牛・人・羊の頭とガチョウの足、毒蛇の尻尾を持ち、手には軍旗と槍を持って地獄の竜に跨り、口から火を噴くとされています。
恐れずに敬意を払って丁寧に応対すれば、彼は非常に喜び、指輪やガチョウの肉をくれたり、幾何学や天文学などの秘術を教えてくれるとされています。
出典・参考:Wikipedia
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