自然・季節に関することわざ
- 花より団子
見た目より実際に役立つものを重視する様子。 - 月とすっぽん
似ているようで、まったく違うもののたとえ。 - 雨降って地固まる
揉め事のあとに、かえって物事がうまくいくこと。 - 秋茄子は嫁に食わすな
美味しいものを嫁に食べさせたくない、あるいは体を気遣う説も。 - 青は藍より出でて藍より青し
弟子が師よりも優れることもあるという意味。 - 春に三日の晴れなし
春の天気は変わりやすく、安定しないことのたとえ。 - 風が吹けば桶屋が儲かる
一見無関係に見えることが、意外なつながりを持つこと。 - 柳に風
しなやかに、強く逆らわずに受け流す柔軟さのたとえ。 - 雪に耐えて梅花麗し
苦しみに耐えた後の美しさを表す。 - 夕立は馬の背を分ける
同じ場所でも天気や状況が異なることのたとえ。
生活の知恵・実用的なことわざ
- 見て見ぬふり
都合の悪いことに気づかないふりをする。 - 三日坊主
始めてもすぐにやめてしまうこと。 - 早起きは三文の徳
朝早く起きると、よいことがあるという意味。 - 立てば芍薬座れば牡丹
女性の美しい姿を花にたとえたもの。 - 塵も積もれば山となる
小さな努力も続ければ大きな成果になる。 - 火のないところに煙は立たぬ
うわさには何かしらの原因があるということ。 - 二兎を追う者は一兎をも得ず
欲張りすぎると、どちらも手に入らない。 - 腹八分目に医者いらず
食べすぎないことが健康の秘訣。 - 郷に入っては郷に従え
新しい場所では、その地の習慣に従うべき。 - ない袖は振れぬ
持っていないものは、どうしようもないという現実。
ことば・会話に関することわざ
- 口は災いの元
不用意な発言がトラブルの原因になること。 - 石に立つ矢
強い意志を持ってすれば、不可能に見えることも可能になる。 - 言わぬが花
言葉に出さないほうがよい場合もある。 - 聞くは一時の恥、聞かぬは一生の恥
わからないことはすぐに聞いたほうがよい。 - 嘘も方便
時と場合によっては、嘘も必要になることがある。 - 一言居士
何事にも一言言わずにいられない人。 - 灯台下暗し
近くのことにはかえって気づかない。 - 物言えば唇寒し秋の風
発言が冷たく扱われることもあるというたとえ。 - 話半分に聞く
すべてを信じすぎず、慎重に聞くべきという姿勢。 - 馬耳東風
人の意見をまったく聞かない態度。
コメント