英語の『雨』の種類・表現一覧|意味・読み方・説明付き

英語の『雨』の種類・表現一覧|意味・読み方・説明付き 言葉・フレーズ
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3. 「It’s raining cats and dogs」ってどういう意味?|雨にまつわる英語のイディオムと比喩表現

英語では、雨に関するユニークなイディオムや比喩表現がたくさん使われています。たとえば「It’s raining cats and dogs.」は直訳すると意味不明ですが、「土砂降りの雨が降っている」という意味を持つ定番フレーズです。

  1. It’s raining cats and dogs(イッツ・レイニング・キャッツ・アンド・ドッグズ)
    非常に激しい雨が降っている様子を表す有名なイディオム。直訳では意味不明なので注意。
  2. Come rain or shine(カム・レイン・オア・シャイン)
    雨でも晴れでも=どんな状況でも、という意味。意志の強さや継続を表す表現。
  3. Save for a rainy day(セイヴ・フォー・ア・レイニー・デイ)
    「雨の日のために取っておく」、つまり将来の困った時のために備えることを意味する。
  4. Rain on someone’s parade(レイン・オン・サムワンズ・パレード)
    誰かの楽しい計画や気持ちを台無しにすること。「水を差す」という意味合い。
  5. Be soaked to the skin(ビー・ソークト・トゥ・ザ・スキン)
    ずぶ濡れで肌まで濡れている状態を表す。強い雨に打たれたときの様子に使う。
  6. Right as rain(ライト・アズ・レイン)
    完全に元気で問題のない状態。「万全な」「とても良い」という意味の比喩的な表現。
  7. Take a rain check(テイク・ア・レイン・チェック)
    誘いなどを一度断って、また別の機会にすること。「また今度ね」という丁寧な断り方。
  8. Come in out of the rain(カム・イン・アウト・オブ・ザ・レイン)
    現実を受け入れる、世間知らずな行動をやめるという意味で使われる比喩表現。
  9. Rain or shine(レイン・オア・シャイン)
    どんな天気でも、予定どおりに行われることを示す表現。イベントの案内などで使われる。
  10. Under the weather(アンダー・ザ・ウェザー)
    体調が悪い・具合がよくないことを示すイディオム。雨や天候の悪さを気分と結びつけた表現。
  11. When it rains, it pours.(ウェン・イット・レインズ・イット・ポアーズ)
    「降れば土砂降り」=悪いことが重なって起こるという意味のことわざ。
    “It never rains but it pours.” という言い換えもある。
  12. It never rains but it pours.(イット・ネバー・レインズ・バット・イット・ポアーズ)
    “When it rains, it pours.” と同じ意味でイギリス英語でよく使われる。
    悪いことが立て続けに起こる状況を表す。
  13. Into each life some rain must fall.(イントゥ・イーチ・ライフ・サム・レイン・マスト・フォール)
    「誰の人生にも雨の日はある」=どんな人にもつらい時期はある、という意味の文学的表現。
  14. rain down on someone(レイン・ダウン・オン・サムワン)
    「雨のように大量に降り注ぐ」。実際の雨だけでなく、批判・攻撃・拍手などが大量に向けられる場合にも使われる。
  15. a storm is brewing(ア・ストーム・イズ・ブリューイング)
    「嵐が起ころうとしている」=トラブルや対立などの不穏な状況が近づいていることを比喩的に表す。
  16. weather the storm(ウェザー・ザ・ストーム)
    「嵐を耐え抜く」=困難や試練を乗り越えるという意味のポジティブな表現。
  17. ride out the storm(ライド・アウト・ザ・ストーム)
    「嵐を乗り切る」。weather the storm と似ているが、実際に耐え忍ぶ行動のニュアンスが強い。
  18. calm before the storm(カーム・ビフォア・ザ・ストーム)
    「嵐の前の静けさ」。大きなトラブルや出来事の前に一時的に訪れる静かな時間を指す表現。
  19. steal someone’s thunder(スティール・サムワンズ・サンダー)
    「人の注目や手柄を横取りする」=本来脚光を浴びるはずの人から注目を奪うという意味のイディオム。
  20. storm out(ストーム・アウト)
    「怒って勢いよく部屋から出ていく」。感情的にその場を飛び出す様子を表す口語表現。

 

4. 英語の天気表現は英作文や会話にどう活かせる?|使い方と例文で学ぶ実用表現

英語の天気表現は、英会話や英作文の導入や背景説明にとても役立ちます。たとえば、「It was raining, so I decided to stay inside.(雨が降っていたので家にいることにした)」のように、自然な流れの中で使えます。

  1. It’s starting to rain.(イッツ・スターティング・トゥ・レイン)
    意味: 雨が降り始めたことを伝える表現。
    使い方: “start + -ing” で「今まさに始まっている変化」を表す構文。
    例:It’s starting to rain—let’s head inside.
  2. It looks like rain.(イット・ルックス・ライク・レイン)
    意味: 見た感じ雨が降りそうだ、という予想。
    使い方: “look like + 名詞” で外見・状況から判断する定番表現。
    例:It looks like rain. Should we bring an umbrella?
  3. It might rain later.(イット・マイト・レイン・レイター)
    意味: 後で雨が降るかもしれないという控えめな予想。
    使い方: “might” は「可能性はあるが確実ではない」柔らかい言い方。
    例:We should hurry—it might rain later.
  4. I got caught in the rain.(アイ・ガット・コート・イン・ザ・レイン)
    意味: 雨に降られて濡れてしまった。
    使い方: “get caught in …” で「巻き込まれる/捕まる」の自然な構文。
    例:I got caught in the rain and my clothes are soaked.
  5. I forgot my umbrella.(アイ・フォガット・マイ・アンブレラ)
    意味: 傘を忘れた。
    使い方: シンプルだが日常会話で非常によく使う。背景説明にも便利。
    例:Oh no, I forgot my umbrella and it’s raining!
  6. The rain ruined our plans.(ザ・レイン・ルーインド・アワ・プランズ)
    意味: 雨で予定が台無しになった。
    使い方: “ruin” は「完全にダメにする」という強い感情を含む動詞。
    例:The rain ruined our plans for the picnic.
  7. We decided to stay inside because of the rain.(ウィー・ディサイディッド・トゥ・ステイ・インサイド・ビコーズ・オブ・ザ・レイン)
    意味: 雨のせいで家にいることにした。
    使い方: “because of + 名詞” で理由を説明する構文。
    例:We decided to stay inside because of the rain.
  8. It’s been raining all day.(イッツ・ビーン・レイニング・オール・デイ)
    意味: 一日中ずっと雨が降っている。
    使い方: 現在完了進行形で「過去から今まで続いている状態」を表現。
    例:It’s been raining all day, so I stayed home.
  9. There’s a chance of rain this afternoon.(ゼアズ・ア・チャンス・オブ・レイン・ディス・アフタヌーン)
    意味: 午後に雨が降る可能性がある。
    使い方: “There’s a chance of …” は天気予報でよく使われる形式。
    例:There’s a chance of rain this afternoon, so bring an umbrella.
  10. Don’t forget your umbrella—it might rain!(ドント・フォゲット・ユア・アンブレラ・イット・マイト・レイン)
    意味: 傘を忘れないでね、雨が降るかもしれないよ。
    使い方: アドバイスや注意喚起として自然な口調で使える表現。
    例:Don’t forget your umbrella—it might rain!
  11. partly cloudy(パートリー・クラウディ)
    意味: 「晴れ時々曇り」や「部分的に曇っている」状態。天気予報で非常によく使われる。
    使い方: 晴れ間があるが、雲も多い状況を説明するときに使う。
    例:It will be partly cloudy this afternoon.(今日の午後は晴れ時々曇りでしょう)
  12. mostly cloudy(モーストリー・クラウディ)
    意味: 「ほぼ曇り」「大部分が曇り」の状態。cloudy よりも曇りの割合が大きい。
    使い方: 晴れ間が少なく、暗めの曇り空を説明するときに使われる。
    例:The sky is mostly cloudy, so it might rain later.(空はほぼ曇っているので、後で雨が降るかもしれない)
  13. hazy(ヘイジー)
    意味: 霧やもやで視界がぼんやりしている状態。「霞がかった」「もやもやした」。
    使い方: 天候だけでなく、空気汚染や暑さによるもやにも使われる。
    例:It’s a bit hazy this morning due to the humidity.(湿気のせいで今朝は少しもやがかかっている)
  14. smog(スモッグ)
    意味: smoke(煙)+ fog(霧)が合わさった「大気汚染によるスモッグ」。
    使い方: 都市部の視界を悪くする汚れた霧を表す。
    例:The city was covered in smog after the hot weather.(暑さの後、街はスモッグに覆われていた)
  15. haze(ヘイズ)
    意味: かすみ・薄いもや。fog より軽く、視界が少し不明瞭になる程度。
    使い方: 朝や夕方の自然描写、または大気の状態を説明するときに使う。
    例:There was a light haze over the mountains.(山の上に薄い霞がかかっていた)
  16. lightning bolt(ライトニング・ボルト)
    意味: 一筋の稲妻・閃光。「bolt」は稲妻が走る形を表す言葉。
    使い方: 稲妻そのものを強調したいときに使う。
    例:A lightning bolt lit up the entire sky.(稲妻が空全体を明るく照らした)
  17. flash of lightning(フラッシュ・オブ・ライトニング)
    意味: ピカッと光る稲妻の一瞬の閃光。
    使い方: 雷が光る様子を自然に表現するフレーズ。
    例:I saw a flash of lightning in the distance.(遠くで稲妻の光が見えた)
  18. clap of thunder(クラップ・オブ・サンダー)
    意味: 雷鳴の「ドーン!」という一回の大きな音。
    使い方: thunder(雷鳴)の中でも特に「大きく響く音」を強調したいときに使用。
    例:A loud clap of thunder woke me up at night.(大きな雷鳴で夜中に起こされた)
  19. lightning strike(ライトニング・ストライク)
    意味: 落雷。「稲妻が地面や建物を直撃すること」。
    使い方: ニュースや天気レポートでよく使用される正式な表現。
    例:The tree was damaged by a lightning strike.(その木は落雷によって損傷した)
  20. stormy(ストーミー)
    意味: 嵐のような・荒れた天気。風と雨が強く、空の状態も不安定なときに使う形容詞。
    使い方: 天気だけでなく、感情や状況の「荒れ」を比喩的に表すこともできる。
    例:The weather was stormy all night.(夜通し嵐のような天気だった)
    例:We had a stormy argument.(激しい口論をした)

 

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