- さやけし
清く明るく澄んだ心地 - さやけし
清らかで明るい、冴えわたる様子 - しののめ(東雲)
夜明けの空が白む頃合い - しらべ(調べ)
音、旋律、心の調和 - しろがね(白銀)
雪や月の光にたとえる白き美 - しろたへ(白妙)
清らかな白、白衣や花などに使う - すがし
さわやかで清涼な空気、心地よさ - すずしげ
涼しさを感じさせる風情 - すずろ(漫ろ)
理由もなく、なんとなく、心の揺れ - せつな(刹那)
極めて短い時、強い感情が一瞬宿るとき - そよ風
軽やかな風、恋の始まりを思わせる - たまゆら
ほんのわずかな時間や音 - たゆたふ
揺れ動く、水面のような心情の比喩 - たをやか
しなやかで優美な様子 - ちよ(千代)
永遠、長寿を祝う言葉 - つきなみ(月並み)
陳腐ではなく、本来は毎月訪れる美しきもの - つきよ(月夜)
月の美しく輝く夜 - つつしみ(慎み)
慎ましさ、謙虚さ、高貴なる礼 - つつまし
控えめで慎ましやかな - つゆ(露)
儚さ、涙、短い命の象徴 - つれづれ(徒然)
暇、物思い、静かなる独りの時間 - てふてふ(蝶々)
蝶の雅な言い方、舞う姿の美 - ともしび(灯火)
小さく静かな光、希望の象徴 - ながめ(眺め)
物思いにふけること、眺望 - ながらふ(長らふ)
生き永らえる、時を超えて在ること - なげき
哀しみ、恋の苦しみや別れの嘆き - なでしこ
可憐な花、優しさ・日本女性の象徴 - なにがし
名を明かさぬ人物、古語での仮称 - なほ(尚)
いっそう、さらに(深い心情) - なよたけ
しなやかな竹、柔らかく美しい人のたとえ - ぬるし
温かみがあり柔らかい、ぬくもり - のどけし
静かで落ち着いた、心安らぐ様子 - はかなき
無常で消えやすい、美しき儚さ - はつはな(初花)
年初めに咲く花、初めての美しさ - はるか(遥か)
遠く遠く、時空や心の隔たり - はんなり
上品で華やかな(京言葉) - ひぐらし(蜩)
夕暮れに鳴く蝉、もの悲しき余韻 - ひさかたの
天や空にかかる枕詞(空・光・月などに用いる) - ひなた(陽向)
日の当たる場所、温もりある語 - ふくよか
柔らかく丸みある美しさ
美しき雅語・古語・大和言葉 131選|心に響く日本語表現

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